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ひふの感染症

蜂窩織炎とは

細菌による皮膚の感染症で、皮膚の赤み・熱っぽい・押すと痛みを感じるなどの症状を認めます。黄色ブドウ球菌や人食いバクテリア(レンサ球菌)と呼ばれる細菌が原因になることがあります。糖尿病や膠原病などの基礎疾患がある方がかかりやすく、下腿に好発します。

蜂窩織炎の原因

白癬(水虫)によってできた細かい傷や毛抜きや傷の放置などが原因として考えられます。糖尿病やリンパ浮腫などがある方は病状の進行が著しく、重症化しやすいとされます。採血で炎症反応を知らべたり、場合によってはMRIの画像検査で壊死性筋膜炎に移行していないかを調べます。

蜂窩織炎の治療法

軽症であれば抗生剤と安静で改善します。外来治療を希望される場合は通院を細目にして頂き悪化傾向がないか確認する必要があります。立ち仕事や動き回ることが多い場合にはお休みすることをすすめます。発熱など全身症状があり、感染が重度の場合は入院治療が必要になるため総合病院をご紹介致します。

丹毒とは

顔に起こる皮膚感染症です。赤み・熱っぽい・押すと痛みがあります。発熱や倦怠感を認めることがあります。A群β溶連菌という細菌が原因で起こることが多い疾患です。

丹毒の原因

小さい傷などから細菌が侵入することで起こります。アトピー性皮膚炎など皮膚が弱い方は起こりやすいとされていますが、健康な方もなることがあります。

治療法

軽症であればペニシリン系抗生剤内服で治療を行います。再発や腎炎を起こすことがあるため症状が改善してからも10日前後は抗生剤の内服を行います。発熱などの全身症状があったり、基礎疾患がある場合には入院治療を行うことがあります。

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